発達障害かもと思ったら、まずは相談してみて

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こんにちは。JUNです。

今回は、お子さんが「発達障害かも」と
悩んでいる方が次に取るべき行動をご紹介します。

お住まいの地域にもよると思いますが
「結局、何すればいいの?」と分かりづらいことがあると思います。
今回は取るべき行動がわかるようになればと思っています。

この記事は、次の方におすすめです。

  • お子さんが「発達障害かも」と悩んでいる方
  • 幼稚園や保育園に通っているけど、お子さんには合っていないと思う方
  • お子さんに育てにくさを感じている方
目次

「発達障害かも」と思ったら、まずは相談

お子さんが「発達障害かも」と思っているなら
まずは相談してみましょう。

家庭内で解決することは、まれです。
すぐに専門の窓口に相談することをおすすめします。

相談先は、次の候補があります。

子どもの発達についての相談先
  • 保健所・保健センター
  • 市町村の福祉課
  • かかりつけ医
  • 専門医

 

それぞれ役割が違いますが、
「療育機関(※)で療育を受けたい」という方は、
「保健所」や「市町村の福祉課」がおすすめです。

(※) 療育施設とは?
発達に遅れやかたよりがある子のための教育施設のこと。
未就学児なら「児童発達支援」、小学校から高校生なら「放課後等デイサービス」に通うことができます。

そして
「診断してもらいたい」や「この子にあう薬ってないの?」と
思う方は「専門医」がおすすめ。

「うちの子を知っている人に相談したい」という方は
「かかりつけ医」がおすすです。

保健所・保健センター

地域の保健所・保健センターで相談に乗ってくれます。

私の住んでいる地域の保健所では、
1歳半検診のときにも発達に関する相談を受け付けていました。
次に何をすればいいかなども教えてくれるかと思います。

市町村の福祉課

個人的には、療育施設(※)に通うためにもっとも手っ取り早いと思います。
療育施設に通うためには、色々と手続きが必要なのですが、
その手続きを教えてくれると思います。

専門医

専門医に診てもらうことで、発達障害の種類を診断してくれます。
診断によっては薬を出してくれる場合もあります。

専門医に診てもらう場合は
お家での様子などをメモして持っていくといいと思います。

近くに専門医がいるかわからない方は、
ネットで次のように検索すると出てきます。

検索キーワードの例

「発達 病院 (地域名)」
「発達外来 (地域名)」
(地域名)には、お住いの地域の名前を入れてください。

 

「発達障害」と書かれていたり、
「メンタルクリニック」という名前のクリニックでも
診てくれると思います。

かかりつけ医

かかりつけ医は、お子さんの成長過程をよく知っています。
かかりつけ医に相談して、
専門医を紹介してもらうのもいい方法だと思います。

また地域の相談窓口を紹介してもらえるかもしれません。

診断つかなくても、支援は受けられる!?

医療機関で発達障害の診断を受けなくても
療育施設(※)で支援を受けることは可能です。

私は、未就学児の療育施設(児童発達支援)で働いていますが、
「自閉症スペクトラム症」、「ADHD」などと
診断がついていない子もたくさん通っています。

むしろ、診断が確定している子のほうが少数派だと思います。

というのもある程度の年齢にならないと
判断できない場合があるためです。

療育を受けるまでの具体的ルート

地域によって違いがあるため
あくまで私の住んでいる地域の療育を受けるまでのルートを紹介します。

療育を受けるまでのルート
  • 『市役所の福祉課』でお子さんの発達について相談
    ⇒ 『相談支援事業所』を紹介してもらう
  • 『相談支援事業所』に相談
    ⇒ 「サービス等利用計画」を作成してもらう
  • 『市役所の福祉課』に「サービス等利用計画」を提出
    ⇒ 「福祉サービス受給者証」を発行してもらう
  • 『療育施設(児童発達支援または、放課後等デイサービスなど)』に相談
    ⇒ 「個別支援計画」を作成し、支援開始

 

なかなかやることが多くて大変ですね。
私が知っている限りでは、最短ルートになります。

地域によっては、違う方法もあるかと思います。
まずは、市町村の役所に相談してみてください。

最後に

いかがだったでしょうか?
今回は、お子さんが「発達障害かも」と疑っているときの
取るべき行動をご紹介しました。

1歩踏み出すのは勇気がいることと思いますが、
お子さんの明るい未来のために早めの行動をおすすめします。

この記事は以上となります。
この記事がなにかの役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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