失敗しない。子どもへのハサミの教え方。

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こんにちは。JUNです。

先日、息子が爪切り用のハサミを持ち出して、
着ているズボンを穴だらけにしていて、ドキッとさせられました。

洋服ではなく、紙を切ってもらいたいものです。

今回は、ハサミの子どもにどのように教えると良いかについて
紹介していきます。

この記事は、次のような方向けです。

  • 子どもにハサミを教えてみたが、うまくいかない。
  • いつハサミを教えていいのかわからない。
  • どんなハサミを使うといいかわからない。
目次

いつから?

何事もそうですが、興味を持ち始めたら
始める時期だと思います。

興味を持っているときが一番伸びます。

目安としては、3歳ごろいいかと思います。
保育園や幼稚園では、
3歳児(年少さん)のクラスから使い始めます。

もっと早くに興味を持つ子は、2歳前後でもいいと思います。

個人的には1歳半だと早いです。

はじめてのハサミの選び方

次のチェックリストに当てはまるハサミがおすすめです。

  • 子ども用のもの
  • ケースが付いている
  • 刃先が丸い
  • 右利き用(左利きの方は左利き用)とうたっている

できれば、お店で試し切りができるとベストです。
ものによっては切りにくいものがあります。
刃物は切れ味が悪いもののほうが危険です。

100均のものはおすすめしません。
まだ上手に使えないうちは、
切れないことが多いです。

教え方

教え方に入る前にいくつか注意点です。

  • 5歳ごろまでは、大人が見ている時に使う
  • ハサミの進む先に手をおかない
  • 教えるときは、大人もハサミを持つ

5歳ごろまでは、ハサミは大人が見ている前で
使うようにしましょう。
危ないので。

ハサミで切る方に集中するので、
紙を持っている手を切りそうになることがあると思います。
始めの内から、ハサミの進む先に手を置かないことを
伝えてください。

教えるときは、大人もハサミを持つと
実際に見ながら子どもできるので
わかりやすいです。

ハサミの使い方

持ち方

親指を1つの穴に、人差し指と中指をもう1つの穴に入れます。
子どもに伝えるときは、
「2階にお父さん指と入れて、
1階にお母さん指とお兄さん指を入れます。」
と伝えるといいです。

すると自然と親指が上に来るようになるので
いざ切るときにスムーズです。

その後は、一緒に開いたり閉じたりし、
ハサミできる練習をします。

練習のステップ

練習は次のステップにそって行うとスムーズです。

  1. 1回切り
  2. 連続切り
  3. 曲線切り

1回切り

1回切りとは、その名の通り
ハサミで1回だけ切る切り方です。

最初の内は、ストロー等切りやすいものがおすすめです。
カラフルなストローを準備して、
ストローを細かく切って、ひも(けいと等)を通して
ネックレスにして遊ぶなどすると喜ぶかと思います。

連続切り

連続切りでは、複数回切ります。
折り紙等に線を引き、切る練習をするといいです。

線の上を切ることや、
切り込みを途中で止められるようになると
連続切りはできるようになったといっていいと思います。

折り紙を細長く切って、輪つなぎを作ってみたり、
七夕飾りのちょうちんを作るといいと思います。

曲線切り

曲線切りでは、ハサミでゆっくり切りながら
紙を回していき、曲線に切ります。

子ども達はよく、ハサミを動かして曲線を切ろうとします。
ハサミを動かさずに紙を持っている手を動かすことを
指導するとできるようになってきます。

曲線が切れるようになると工作の幅がさらに広がりますね。

好きなキャラクターを印刷して、切ってみてもいいですし
円を2つ切って雪だるまを作ってもいいかもしれません。

最後に

いかがだっでしょうか?

今回はハサミの教え方について紹介しました。

指先を使うことは、脳の発達にとてもいいですし、
お絵かきに興味のない子も工作は好きだったりします。

安全にハサミを使って、工作を楽しんでみて下さい。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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