- 第3のリープについて知りたい
- 生後3か月の赤ちゃんがいる
- 赤ちゃんの成長を促したい
この記事では1歳までに8回来ると言われるメンタルリープ(赤ちゃんの成長期)の第3のリープ(推移のリープ)の紹介です。
他のメンタルリープについて詳しく知りたい方は下の記事を確認してください。
赤ちゃんがメンタルリープに入ると最初はベービーブルーと呼ばれる機嫌の悪い時期が続きます。
(第3のリープの場合は1週間程度)
- 赤ちゃんが「何ができるようになったのか?」がわかる
- 赤ちゃんの不機嫌な時期の予想がつく
第3のリープ(推移のリープ)による赤ちゃんの変化
物事が推移していく様子を理解できるようになります。
五感で感じるものの変化(光の明暗の変化、音の高さの変化など)をそれまでは点で捉えていたものが、スムーズに変化していくことが理解できるようになります。
できるようになること
- 自分の身体をスムーズに動かせるようになる
- 両手でものをつかむ
- ゴニョゴニョと話す
赤ちゃんの個性と発達の違い
この時期の赤ちゃんは、個性によって行動に違いが出てきます。
赤ちゃんはどちらのタイプですか??
- 運動が好きなタイプ
寝返り、はいはい、ひとり立ち等が比較的早い - 観察が好きなタイプ
運動面の発達は、やや遅い。五感が優れていることが多い。
どちらがいいという訳ではなく、子どもの興味を知る手がかりになりそうですね。
ベービーブルーの時期
12週ごろ(期間は1日から1週間)
子育てのポイント
ここでは、次の2つのポイントに絞って紹介します。
- 発達をうながすトレーニング
- 心の安定(赤ちゃんとの信頼関係)
赤ちゃんの発達をうながすトレーニング
この時期の赤ちゃんのトレーニングは次の2つです。
- 言葉の発達
- 運動
言葉の発達
まだ意味のある言葉は話せませんが、ママやパパと会話を楽しむことができるようになります。
ポイントは次の1点です。
『赤ちゃんの話を最後まで聞く』
⬇️ その後に ⬇️
『赤ちゃんに応答する(返答する)』
これがうまくいくと赤ちゃんは、会話が楽しくなり、たくさん話すようになります。
結果的に言葉の発達に繋がります。
運動
今、赤ちゃんは『身体の使い方』を学んだり、『自由に動かせる筋力』をつけている段階です。
運動では次の2つに注目しましょう。
- 『手』を使う練習
- 『首』の筋力アップと自由に動かす練習
手を使う練習
ここでの目標は次の2つです。
- 近くにあるおもちゃを手でつかむことができる
- 両手で別のおもちゃをつかめる
この2つができるようになるために掴みやすいおもちゃを準備しましょう。
『首』の筋力アップと自由に動かす練習
あおむけに寝た状態で首を上下左右に動かす練習をしてみましょう。
首がすわる手助けにもなりますのでぜひ挑戦してみてください。
心の安定(赤ちゃんとの信頼関係)
個人的には、言葉や身体の発達より『心の安定』の方が大切かと思っています。
専門的な言葉で言うと「愛着の形成(アタッチメント)」と呼ばれるものです。
ようは、赤ちゃんに「この人は僕(私)を守ってくれる」と思われる状態のことです。
赤ちゃんにこのように持ってもらうためには、愛情表現をたくさんすることが大切です。
おすすめの愛情表現は次の3つです。
- ほほえみがけ(優しい笑顔で接する)
- 言葉がけ(「愛している」と伝える)
- スキンシップ(抱っこや手を繋ぐ)
このような愛情表現をたくさん受けた子は、「非認知能力」が高まることがわかっています。
逆に「愛着の形成」がうまくいかないと非行に走ったり、愛着障害という障害になってしまう場合もあります。
まとめ
最後にまとめです。
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第3のリープ(推移のリープ)でできること
- なめらかな変化に気づく
- 身体をなめらかに動かせる
- 喃語(ゴニョゴニョ)と話す
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子育てのポイント
- 手でものをつかむ練習
- 首を動かす練習
- 赤ちゃんの言葉に返答し、会話を楽しむ
- たくさんの愛情表現
この記事が何かの役に立てば幸いです。
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