こんにちは。JUNです。
私が年長さんのいる家庭と面談をするとよく出てくるのが上のような悩みです。
私は皆さんに次のように答えます。
(書けなくていい)
この記事では、次のことを紹介します。
小学校入る前の勉強(先取り学習)のメリット、デメリット
まずは先取り学習のメリットを紹介します。
続いて先取り学習のデメリット(落とし穴)です。
特に致命的なのは、次のことです。
「授業を軽視 → 授業に集中しない」
これが先取り学習の1番の落とし穴です。
先取り学習が向いている子
次の条件を満たす子は
先取り学習が向いているかもしれません。
先取り学習が必要ない理由
続いて先取り学習が必要ない理由です。
真剣に聞かなくなるのは本末転倒のように思います。
先取り学習の効果はもって2年
小学校に入るまでに先取り学習を
どこまで出来ますか?
良く頑張ったとして
国語:ひらがな、カタカナ、少しの漢字
といったところではないでしょうか?
最初の2年間成績が良くてもその先がよくなるとは限りません。
むしろこの最初の2年間で成績が悪くとも
次のことを知る方が大切だと思います。
このどちらも先取り学習をしていたら得られないものです。
脳の発達からみても勉強は7歳以降がベスト
脳の発達から言えば7歳までは
「勉強」などで多くの情報を吸収できるようになるための
準備をする段階です。
準備が不十分なら、
「勉強」が出来なくなってしまいます。
小学校に入るまでは、
「勉強」をするのではなく、
「勉強」の準備をするべきです。
オリンピック選手に
「勝つための脳」の指導した
脳神経外科医の林成之氏も
著書[参考書籍 1]の中で
7歳までは「勉強はしない」ことを
おすすめしています。
先取り学習より大切なもの
先取り学習より大切なことは次の3つです。
非認知能力を鍛える
『非認知能力』とはIQや学業のテストとは違い、点数がつけられない能力のことです。
例えば次のものが挙げられます。
これらは、知識を詰め込むだけの教育よりはるかに大切なものということがわかってきています。[参考書籍 2]
成長マインドセットを身につける
成長マインドセットとは、
「人間の能力は、努力によって成長できる」
という考え方です。
成長マインドセットを持っている人は次のような特徴があります。
楽しんで乗り越えられるようになりますよ。
成長マインドセットはほめ方を工夫することで身に着けることが出来ます。
挑戦したこと自体をほめてみてください。
脳を鍛える
小学校に入るまでに
「脳そのもの」を鍛えましょう。
脳を鍛えるためには
次の2種類の運動に注目するといいです。
どちらもバランスよく行えると理想的です。
身体全体を使った大きな動き(粗大運動)
粗大運動をする場合は、
できるだけ外で、自然の中で行うといいです。
特に「山登り」や「木登り」などは
おすすめです。
これらはどちらも次のことを
自然とするようになります。
- 自然の中から自分に必要な情報をインプット
- どこが安全?それとも楽か?と考える
- 自分の考えがあっていたかを実証
このようにかなり高度なことを
自然の中で学ぶことができます。
指先を使った細やかな動き(微細運動)
指先を使った細やかな動きも
脳によい刺激を与えます。
「積み木」、「ブロック」、「折り紙」で
『空間認知能力』を鍛えると
数学が得意な子になるかもしれません。
他にも遊びの中で
『記憶力』『思考力』『集中力』を
鍛えるといいですね。
また、
小学校に入るまでの子専用の塾もあります。
無料体験もやっているので、
お試しで申し込むのもいいかもしれません。
まとめ
この記事のまとめです。
勉強ができるようにするのではなく
脳そのものを鍛えるのがおすすめです。
こちらの塾は同じような考えなので
おすすめです。
無料体験もやっているので、
お試しで申し込むのもいいかもしれません。
参考図書
[参考図書1]
[参考図書2]
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