子どもが人前になると話せない!?選択性緘黙(せんたくせいかんもく)かもしれない

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こんにちは。JUNです。

最近、ダイエットを始めようかやめようか
迷い中の今日この頃です。
楽してダイエットができるなら、いくらでもやるのですが、、、

ダイエットもそうですが、人にみられることを意識することは生きていく上でたくさんあります。

今回ご紹介する選択性緘黙(せんたくせいかんもく)は、
人に話しているところを見られると不安を感じ、声を発せないといった症状です。

ここでは、次の2つについてご紹介します。

  • 選択性緘黙というものがどういうものなのか?
  • どういう対応をすると改善されるのか?
  • 興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

    目次

    選択性緘黙(せんたくせいかんもく)とは?

    特徴

    いわゆる内弁慶(うちべんけい)がもっと極端になった症状です。

    先にもご紹介した通り、家(もしくは自分が安心できる場所)では、
    たくさん話すことができます。
    ただし特定の状況、場面になると話せなくなってしまいます。

    例えば次のような症状があります。

  • 特定の場面(幼稚園、学校)では話すことができない。
  • 特定の友達だと話せる。
  • 言葉に限らず、自己表現ができない(絵が描けない、お菓子を選べない)
  • 自分の気持ちが出せない(表情がとぼしい)
  • 家ではできるのに、特定の場面(場所)になると
    とたんにできなくなってしまうのが選択制緘黙(せんたくせいかんもく)の特徴です。
    場面によって緘黙(かんもく)という症状が出るので「場面緘黙(ばめんかんもく)」と呼ばれたりします。

    原因

    選択制緘黙(せんたくせいかんもく)は、不安症のひとつとされています。
    つまり、
    その症状が出ている場面(場所)に不安を感じ症状が出ています。

    原因としては次のようなものが挙げられます。

  • 親の過保護さ
  • 声を発して、注目されるのが不安、怖い
  • 性格
  • 急激な環境の変化
  • 発達の遅れや偏り
  • 環境
  • 個人的には性格の影響が大きいのかなと思っています。

    対応策

    最終的には、人に注目されても不安を感じない状態にすればいいです。

    根本的な解決策は、次の2つです。

  • 不安を軽減する
  • 自己肯定感を高める
  • そんなに簡単なことではないので、
    基本の「スモールステップ」です。

    「スモールステップ」についてこちらでも解説しているので、
    知らない方はこちらの記事を一読してください。

    https://kotomoblog.com/what_is_smallstep/

    幼稚園や学校では先生方に次のような協力を得るといいです。
    (それが難しい場合は、支援を受けるのが賢明だと思います。)

  • 言葉がいらないコミュニケーションを増やす。
  • 身体を使った遊びを多く取り入れる。
  • 特定の先生に安全基地(※)になってもらう。
  • 安全基地を増やす
  • (※) 安全基地とは、その子が安心、安全を感じられる場所(人)のこと
    安全基地については、愛着障害についての記事で触れたので、こちらで確認ください。

    https://kotomoblog.com/attachmentdisorder/

    家庭では、次のようなことがいいと思います。

  • 母子参加型のコミュニティに参加する。
  • 公園で家族と一緒に遊ぶ。
  • よかれと思い、言葉をむりやり引き出すようなことは逆効果ですのでやめましょう。
    (不安が増大してしまいます。)

    言葉が出ることに注力するのではなく、
    不安を取り除くことに注力します。

    すると自然と言葉が出るようになります。

    最後に

    いかがだったでしょうか?

    私も実は、選択制緘黙という言葉を知ってから、
    昔のあの場面は選択制緘黙だったんだなぁと思うことがありました。

    また、
    この間、うちに泊まりにきた姪っ子も
    その時は、いつもより言葉が出なくなり、
    母が家に来ると饒舌(じょうぜつ)になっていました。

    これも軽度の選択制緘黙だと思われます。

    不安を感じやすい子は、なりやすい症状なので対応してあげてください。

    この記事が何かの役に立てば幸いです。

    参考資料 かんもくネット
    URL:http://kanmoku.org

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    この記事を書いた人

    ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
    以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
    2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
    子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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