こんにちは。JUNです。
1歳半健診でも使われる「つみきのテスト」ですが、
どんなところを見ているか気になりませんか??
今回は、「つみき」を利用して発達検査をする立場として
どういったことを見ているかを紹介していきます。
「つみき」を使ったテスト
今回は、1才半健診でも使われていた新版K式と呼ばれるテストに
どういったものがあるか紹介します。
積み上げられる?
まずは単純に「積み上げられるか?」を見ます。
これは私が同伴した1才半健診でも使われていました。
積み上げられる数によって発達度合いを見ます。
目安の年齢 | 積み上げられる個数 |
---|---|
1歳 〜1歳3ヶ月 | 2個 |
1歳3ヶ月〜1歳6ヶ月 | 3個 |
1歳6ヶ月〜1歳9ヶ月 | 5個 |
1歳9ヶ月〜2歳 | 6個 |
2歳 〜2歳3ヶ月 | 8個 |
上はあくまで目安です。
多少発達が遅くても心配することはありません。
真似ができる?
2歳3ヶ月を過ぎてくると、縦に積み上げるだけでなく
形を真似することができます。
ここでは立場上、
「この形がテストで出ますよ」
ということは言えません。
新版K式では4歳くらいまで、
大人が作った形を真似しなさいというテストが続きます。
(4歳の子のテストは、なかなか不安定な積み上げ方をします。)
お家で「つみき」で遊んでいると
自然とできる内容にはなっていますので
あまり心配しなくても良いかと思います。
覚えて、真似ができる?
上の「真似ができる?」のテストとよく似ています。
ここでは記憶力がテストされます。
一度、検査者が見本を作って覚えてもらいます。
覚えてもらったら、見本は崩されてしまいます。
その後に記憶をたどり、再現できるかを見ます。
テストのレベルは、
5歳から5歳6ヶ月程度です。
形を合わせられる?
型はめのテストです。
複雑な形ではなく、
ごく普通の基本的な形で行います。(まるとか)
1歳〜1歳9ヶ月頃までにできる内容です。
型はめのテスト自体は、1歳9ヶ月で終わりますが、
その後により複雑な形を判別できるかのテストを行います。
いろんな形のあるおもちゃに触れさせることをおすすめします。
数が数えられるか?
これは、おまけです。
というのも「つみき」でなくてもできます。
数が数えられるかのテストを行います。
ここでは次の2つを完全に区別します。
テストでは、
「1から10まで数えられる」
を調べます。
何いってるの?と思った方は
こちらの記事で紹介していますのでご確認ください。
TODO
発達検査で使われる積木
本当に発達検査で利用する積木は、一般の方は購入できません。
が
同じサイズの積み木が見つかったので紹介します。
検査ではこのサイズの積み木を10個使用して検査します。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は、「つみき」を利用したテストについて紹介しました。
形を真似することができると「つみき」の遊び方もだいぶ増えます。
よく『真似ばかりしても意味がない』と
真似を否定的に考える方もいらっしゃいますが、
私は真似は大いにすべきだと思います。(大人も)
できないことは「真似」をして学ぶべきです。
自論はさておき、以上になります。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
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