睡眠は子ども発達に大きく影響する?年齢ごとの睡眠時間と特徴

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こんにちは。JUNです。

ここ1週間生活のリズムが崩れ、
なかなかブログが更新できませんでした。

やはり睡眠不足は、健康にも仕事にも良くないですね。

今後、数回のブログでは睡眠にフォーカスを当ててみようと
思っています。

「寝る子は育つ」と言いますが、実際にこれが証明されてきています。
睡眠について今一度考えていただければと思います。

今回は、幼児期の睡眠の特徴を年齢ごとに紹介し、
現在のお子さんの睡眠時間が十分なのかどうかを確かめてもらえば
と思います。

目次

レム睡眠とノンレム睡眠

本題に入る前にまずは、
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」について簡単に説明します。

睡眠は大きくこの2つからなります。

  • レム睡眠
  • ノンレム睡眠
  • レム睡眠

    レム睡眠は、睡眠全体の約1/4を締めています。
    周期としては、90毎に現れ、5~30分続きます。

    レム睡眠の間は夢を見ていることが多いです。

    ノンレム睡眠

    ノンレム睡眠は、眠りの深さによって4段階に別れます。

    深いノンレム睡眠のときに、成長ホルモンが分泌されます。
    成長には睡眠がとても大切だと言われるのは
    この成長ホルモンの分泌があるからです。

    特に6歳までは、脳波上の特徴も明らかに現れます。

    つまり、深いノンレム睡眠をどれだけ取れるかで
    成長ホルモンの分泌量が変わってきます。

    年齢ごとの睡眠

    それでは各年齢ごとの睡眠の特徴を紹介していきます。

    新生児

    1日の睡眠時間は16~20時間です。

    1,2時間起きて、1~4時間の睡眠を繰り返します。

    この時期は、お昼や夜によって睡眠のリズムが変わりません。

    3ヶ月

    1日の睡眠時間は14~15時間と新生児期より減ります。

    1回の睡眠時間も3~4時間とまとめて取れるようになります。
    生後6週から3ヶ月頃から眠り始めがノンレム睡眠になります。

    6ヶ月

    1日の睡眠時間は13~14時間と若干減少します。

    この頃から、昼夜の区別がついてきて
    夜にまとめて6~8時間寝れるようになってきます。

    生後9ヶ月ごろには、9~11時間を夜にとり、
    お昼寝は2~4時間を1~2回とるようになります。

    1歳から3歳

    1日の睡眠時間は11~12時間となります。

    レム睡眠の割合は少なくなります。

    お昼寝は、1.5~3.5時間を1回とるようになります。

    3歳から6歳

    1日の睡眠時間は10~11時間となります。

    お昼寝は更に減少します。
    多くの子が、5歳ごろからお昼寝をしなくなります。

    脳波上では、ノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しが
    大人と同様の90分サイクルになります。

    6歳から12歳

    1日の睡眠時間は8~10時間となります。

    学校が始まっていることもあり、
    平日と休日の睡眠時間の差が大きくなる傾向があります。

    ちなみに12歳以降になると
    睡眠時間は7時間台になり、夜ふかしなど睡眠スケジュールが乱れがちです。
    寝付きが悪かったり、なかなか起きれなくなってしまうことがあります。

    最後に

    いかがだったでしょうか?

    ひと言に睡眠と言っても
    年齢によってこれほど差があるのか
    驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    成長にも大いに関係する睡眠ですから、
    適切な睡眠時間の確保を目指して見てください。

    この記事が何かの役に立てば幸いです。

    【参考文献】

  • 未就学児の睡眠指針(愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター)
  • 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
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    この記事を書いた人

    ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
    以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
    2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
    子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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