箸の持ち方を練習でやりがちな2つのNG行動

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こんにちは。JUNです。

突然ですが、大人になって恥をかくことってありませんか?

私の場合は、「ナイフとフォーク」の使い方です。
小さい頃は、箸を使うことが多かったので
海外の方と「ナイフとフォーク」を使う食事をしたときは
とても恥ずかしい思いをしたことを覚えています。

今回は大人になって恥をかく、食事のマナーの一つ
「箸の持ち方」についてのご紹介です。

みっともないとまでは思いませんが、
「どうやってつかんでるの??」と不思議に思うほど
すごい持ち方の大人もいます。

こうならないためにも今回は、
箸の持ち方の練習をする前にできることをご紹介します。

目次

箸の練習でのNG行動

大人になっても箸の持ち方が変な人って
見たことありませんか?

正しくきれいな箸の持ち方を目指すならば
やってはいけないNG行動が2つあります。

  • 早すぎる時期から箸の練習
  • 箸の頭がガチガチに固定されている箸で練習
  • 特に教育熱心なママたちがやりがちな過ちだと思います。

    早すぎる時期から箸の練習

    例えば、まだ歩き始めたばかりの子に
    平均台の上を歩くようなことはさせようと思う大人は少ないはずです。
    これは、まだその段階ではないことが明らかだからです。

    ただ箸の持ち方などの
    微細運動(こまやかな動き。器用、不器用と呼ばれるような動き)では、
    段階を飛び越していることに気づかず練習させてしまうことがあります。

    焦って早い段階で箸の練習をさせても
    食材をつかむことはできません。

    仮に箸で食材を持てるとしても
    指先が上手に使えないからこそ編み出した
    我流の持ち方になってしまいます。

    そのまま成長すると、例の大人になっても
    「えっ、どうやってつかんでるの?」
    と聞きたくなるくらい不思議な持ち方になってしまします。

    箸の頭がガチガチに固定されている箸で練習

    ちまたには、
    「1歳半から使えますよ~」
    という箸が売っています。

    さっきの話ではないですが、
    1歳半で箸の練習なんて早すぎです。
    スプーンやフォークを上手に使う練習の方が大切です。

    箸の頭がガチガチに固定されている箸を使うと
    確かに上手に食材をつかむことができます。

    ただし、
    この特殊な箸を一生使い続けるつもりがないなら
    使うのはやめましょう。

    普通の箸を上手に持つための練習にはなりません。

    箸の練習はいつから?

    箸の練習をし始める時期を知るためには、
    にぎり方の発達段階を知る必要があります。

    名前 持ち方
    手掌回内握り
    (しゅしょうかいないにぎり)
    手指回内握り
    (しゅしかいないにぎり)
    側方つまみ、静的三指握り
    (そくほうつまみ、せいてきさんしにぎり)
    動的三指握り
    (どうてきさんしにぎり)

    この中の
    「側方つまみ、静的三指握り」ができるようになったら
    箸の練習の開始時期です。

    手の形を参考にお子さんが今どの段階にいるのかを
    確かめてみてください。

    箸の練習の前にできること

    微細運動(指先の運動)をたくさんさせましょう。
    例えば次のようなものがあげられます。

  • 積み木
  • ブロック
  • 粘土
  • お絵かき
  • おりがみ
  • 工作
  • シールはり
  • モンテッソーリ教具
  • 他のものもあると思いますが、
    今思いつくのはこのあたりです。

    お子さんが3歳未満の小さい時期は、
    「おりがみ」、「工作」は難しいと思います。

    「粘土」は、柔らかいものか
    小麦粉粘土など口に入っても大丈夫なものだと
    3歳未満の小さい子でも楽しめます。

    小麦粉粘土:小麦粉と水を混ぜた粘土(色も食用のものでつけられます)

    特に0,1歳の時は誤飲(たべものではないものを飲み込む)には注意しましょう。

    3歳を超えると遊びの幅が広がると思います。
    上にあげたものならどれでもできそうですね。

    また「モンテッソーリ教具」には、各年齢あった教具(おもちゃ)があります。
    その子にあったものものを準備してあげましょう。
    モンテッソーリ教具についてはこちらの記事でも紹介しています。

    https://kotomoblog.com/sampleofmontessorisystem/

    最後に

    いかがだったでしょうか?

    箸の練習は、何も箸を持つことだけでなくて、
    様々な微細運動で練習できることが
    おわかりいただけたのではないでしょうか?

    指先の訓練をしつつ、
    お子さんのスプーンやフォークの持ち方を見極め、
    箸の練習するタイミングを見計らってみてください。

    今回の記事が何かのお役に立てば幸いです。

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    この記事を書いた人

    ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
    以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
    2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
    子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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