こんにちは。JUNです。
今回は、発達障害の種類についてご紹介します。
発達障害には、いくつか種類がありますが、
初めて知った人にとっては、
ややこしいことも多いかと思います。
(私もそうでした。)
今回の記事は、次の方におすすめです。
- 発達障害について知りたい方
- お子さんに育てにくさを感じる方
発達障害とは?その種類は?
発達障害とは、脳の働きがアンバランスであることが原因とされる障がいです。
発達障害には種類はいくつかありますが、
代表的なものは次の3つです。
- 自閉症スペクトラム症(ASD)
- 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
※ カッコ書きのアルファベットは略称です。
他にも
「知的障害」「運動障害」「コミュニケーション障害」
があります。
どの障がいも生まれつきのもので
決して親の育て方が悪いからなるものではありません。
発達障害は、その子によって現れ方が違います。
例えば、
同じ「自閉症スペクトラム症」の子でも
この子には、この特徴は当てはまるけど、
あの子には当てはまらない
などといったことはよく起こります。
また、複数の障害の特徴が見られる場合もあります。
例えば
「自閉症スペクトラム症」と
「注意欠陥・多動性障害」の特徴が当てはまる
といういうように、
2つ以上の特徴みられることも、ザラにあります。
発達障害の特徴
それでは早速
代表的な3つの発達障害について紹介します。
自閉症スペクトラム症(ASD)
自閉症スペクトラム症の場合
次のような特徴があります。
具体的な特徴はこちらの記事でも紹介しています。
https://kotomoblog.com/asd_whatisasd/
コミュニケーションが苦手。
自閉症スペクトラム症の大きな特徴として
人とのコミュニケーションが苦手です。
人に興味を示さなくて
コミュニケーションを取ろうとしないケースもありますし、
ニュアンスだったり、その場の空気みたいな曖昧なものを
読み取ることができないというケースもあります。
そのため自閉症スペクトラム症の傾向がある子(人)には、
お茶をにごすような言い方よりも
定量的にわかるはっきりとした言い方の方が伝わる場合が多いです。
同じ行動や物にこだわる。急な変化が嫌い。
自閉症スペクトラム症の子(人)が好むのは、
いつもと変わらない日常です。
いつもと違うことが起こるとパニックを起こすことがあります。
例えば、初めて行く場所を極端に嫌がったり、
予定が急きょ変わってしまった場合にパニックを起こします。
五感が過剰に敏感。又は鈍感。
五感には、視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚があります。
それらが過剰に敏感な場合があります。
これが原因で偏食(へんしょく)になることもあります。
それは、食感が苦手だったり、味が嫌だったりするためです。
視覚過敏の人にはサングラスを、
聴覚過敏の人には耳せんやイヤーマフを使うと軽減されることがあります。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
ADHDについてはこちらの記事でも紹介しています。
https://kotomoblog.com/adhd_featurres/
注意欠陥・多動性障害(字が長いので以後ADHDとします)の特徴は
次に3つです。
不注意
私としては「不注意」というより
「注意力がない」という方がしっくりきます。
注意力がないと次のようなこと現れます。
- 忘れ物、なくしものが多い
- 集中力がない
- 片付けられない
多動性
いわゆるじっとしていられない子(人)のことです。
姿勢を正して動かないことが要求されるときも
身体が動いたり、貧乏ゆすりをしてしまいます。
衝動性
踏みとどまるべき行動でも衝動的に行ってしまいます。
例えば順番待ちで並んでいることがわかっていても
横入り(割り込み)をしてしまう。
他には、
お友達のおもちゃを「かして」を言わずに
無理やりとってしまう。
といった衝動的な行動をとることが多いです。
学習障害(LD)
知的に遅れがないのに次のような
学習に関わる能力が苦手です。
- 読む
- 書く
- 算数
</br>
以上のどれかまたは全てが苦手な場合があります。
日常生活ではあまり目立った困難は少ないため
小学校に入ってから気づくことが多いです。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は次の3つの発達障害について
紹介しました。
- 自閉症スペクトラム症(ASD)
- 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
</br>
その特徴でいくつか当てはまる場合も多かったのでは
ないでしょうか?
私自身も当てはまるものがいくつかあります。
生活に支障がないのなら
特に気にせず過ごしてもいいかと思います。
ただ生活に支障をきたしたり、
自分(またはお子さん)が自信を失ったりするなら
すぐに相談するべきだと思います。
https://kotomoblog.com/developmentconsultation/
今回の記事は以上になります。
この記事がなにかの役に立てば幸いです。
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