癇癪はなぜ起こる?原因と対策

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子どもの癇癪(かんしゃく)はなかなか手に追えないものです。
特にスーパーやデパートなど人が大勢の人が見ている時は
やめてもらいたいです。

私の支援している児童の保護者の方にも癇癪で悩まれている方が
何人もいらっしゃいます。
今回は癇癪の対策について紹介していきたいと思います。

目次

癇癪対策

癇癪(かんしゃく)を起こしてしまうとどうにも手に負えないことが多くありますが、
ここではいくつか対策についてお話しします。

まずは原因を探る

 まずは原因を探ってみてください。
大抵の場合、自分に不都合があった時
癇癪を起こしていることが多いです。

 例えば次のようなことです。

【癇癪の原因の例】

  1. おもちゃが取られてしまった。壊れてしまった。
  2. 食べたいおやつを落としてしまった。
  3. お友達が遊んでくれない。
  4. 欲しいおもちゃ、お菓子を買ってくれない。
  5. 眠たい。
  6. etc….

 ある程度成長していけば例にあげたようなことは、
 癇癪を起こすまでもなく解決策を思いつくのですが、
 子ども達は何をして良いかわからず癇癪を起こしていまします。

 子ども達にとっては、
「癇癪を起こすこと」が不都合が起こった時の
「解決策」になっていることが多いです。

寄り添って声かけをする

 原因がわかったらまずは寄り添ってあげてください。
 この時に子どもと同じ方向を見ることをおすすめします。
 (正面で話すと敵対関係を感じてしまう場合があります。)

 または抱っこしてあげるといいと思います。

 大切なのは安心感を与えることです。

 例えば、先ほど例であげた「おもちゃが壊れてしまった」であれば
 次のように声かけを行ってみてください。

 「どうしたの?」
 「おもちゃ壊れてしまったね。」「悲しいね。」

 といった具合に子どもが思っているであろうことを共感してあげてください。

 原因がわからない場合は、

 「どうしたの?」「何があったの?」
 
 と原因を探って見るのも良いかと思います。

一緒に他の対策を考える

 ここまでで会話が成立してくればこっちのものです。

 あとは、

 「〇〇したらいいんじゃない?」

 などの対策を教えるのもいいですし、
 
 「どうしよっか〜?」

 と一緒に対策を考えてもいいと思います。

まとめ

 いかがだったでしょうか?
 今回は「癇癪対策」について紹介させて頂きました。

  1. まずは原因を探る
  2. 寄り添って声かけをする
  3. 一緒に他の対策を考える

 ぜひ試してみてください。

 最後に私たち大人は落ち着いて(もしくは落ち着いてるように見せて)
 対応してみてください。

 成長していくについれて、
 自制心が身に付き癇癪も起こりづらくなってくるとは思います。

 今回の内容が、少しでも役立ってもらえれば幸いです。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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