子どもの偏食の改善方法

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こんにちは。JUNです。
今回は偏食の改善方法についてご紹介します。

私自身も仕事上、様々な偏食の子ども達に出会ってきました。
どの子も改善することができましたので
皆さんもぜひ試してみてください。

目次

偏食の改善方法

偏食の改善方法について早速ご紹介します。
まずは私が実際に行っている方法のご紹介です。

例えば、特定の食材が嫌いだったとします。

【例】 嫌いな食材を食べさせる

「味」「食感」が感じられないほどに、
目の前で小さくします。

小さくなったことを見せて
「見て、こんなにちっちゃくなっちゃった。」
「ちっちゃいね~。」

と声かけをし、

「これ食べれたらゼリーあげるよ。」

口に近づけてみる。

[ ここで口を開けない場合 ]

スプーンを飛行機に見立てて
「ブーン」と
子どもの目の前を飛ばせて遊ばせてみる。
(ここで注目したり、少し笑顔になればこっちのもの)

「それでは飛行機は○○君のお口にとまります。」
「お口を開けてください」

口を開けたら、食べさせる。

(そのあと吐き出しても、食べても)
大喜びし、ゼリーをすぐにあげる。

上の例では次のことが盛り込まれています。

  • 何が嫌いかを調べる
  • 改善したらアメを
  • 楽しい食卓づくり

大きくこの3つについてご説明します。

何が嫌いかを調べる

まずはお子さんが何が嫌いなのかを調べましょう。
例えば、次のものが当てはまらないか確認して見てくだい。

  • 食感
  • におい

支援をしていて多いのは、「味」ももちろんですが、
「食感」が嫌いな子が多いです。

大抵の場合、小さいころから食べていない食材は敬遠しがちです。

ですので、離乳食の段階から様々な「味」、「食感」、「色」、「におい」のもを
食べさせることをおすすめします。

上の例では、
子どもの前で小さくし、「味」、「食感」を感じられないようにしました。

改善したらアメを

ここでいう「アメ」とは、飴玉のことではありません。
(実際に飴玉をあげてもいいのですが。。。のどに詰まらないのであれば)

「アメとムチ」の「アメ」のことです。

つまり、「子どもにとってうれしいもの(こと)」です。

上の例では、「大喜び」と「ゼリー」をあげました。

【補足】
これは、「強化子」を使った方法になります。
詳しくはまた今度として、簡単に言うと
「いいことが出来たら、ご褒美をあげる。すると子どもはいいことを今度もしようとする」
といったものです。

「ご褒美」が私でいうところの「アメ」です。

この「アメ」は、繰り返しできるようになるにつれて、
より「小さいもの」、より「自然なもの」にしていきます。

例の場合だと

  • 大喜びを段々とリアクションを自然なものにする
  • 直後にあげていたゼリーを食後のゼリーにする
    そして、食後のフルーツにする

といった方法が考えられます。

基本は「最初は大げさにし。できてきたら自然なものへ変えていく。」です。

楽しい食卓づくり

楽しい食卓はとっても大切です。

偏食のある子にとって、食卓は苦痛の時間になりやすいです。
工夫して食卓の椅子に座ることが楽しくなるような方法を考えてみてください。

私の場合だと次のようなことを行っています。

  • 音楽を流す(好きな音楽でもいいです。落ち着いた音楽がおすすめ)
  • 食卓にいる人が笑顔であること
  • 最初は、椅子に座っただけで大喜びでもOK(座れない場合)

上の例では、文章なのでなかなか伝わないですが、
スプーンを飛行機に見立てて子どもの意思で口を開けさせるところも
楽しい食卓づくりのひとつです。

偏食改善にかかる時間

偏食改善にはとっても時間がかかります。

私の経験上ですが、早い子だと1か月で成果が出ます。
遅い子だと半年、1年かかる場合もあります。

あまり気合いを入れすぎず、できるところからやってみてください。
小さなことの積み重ねが大切です。

今日から少しずつやってみてください。

以上です。
今回の記事で、偏食が少しでも改善に向かうことを願っています。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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