こんにちは。JUNです。
この間、1歳4ヶ月になる子どもの靴を買いに行きびっくりしました。
子どもの靴って結構高いですね。(生地は半分なのに)
しかも3ヶ月ぐらいに買い換えないといけないとか、児童手当もっと増やして〜。
なんて言っても増えないでしょうが。。
さて本題です。
今回は、「愛着障害」について解説していきます。
「愛着障害」は、「発達障害」とは違い家庭環境によっては誰でもなりうる「障害」です。
しかも、スマホやタブレットが普及した昨今では「愛着障害」はより起こりやすい環境になってきています。
「愛着障害」になってしまうと、将来、非行に走ってしまったり、ストーカー、DVなどの可能性も高くなってしまうので親としては避けたいところ。
この記事では、「『愛着障害』ってなに?」や「『愛着障害』にならないためにどうするか?」などをお伝えします。簡単に『愛着障害』になってしまった場合の対策についても触れます。
愛着障害とは?
愛着障害とは、親などの養育者との愛着が形成されずに育つとおこる障害で、人間関係や情緒(じょうちょ)に問題を抱えます。
症状
症状には次のものがあります。
- 感情の判断、善悪の区別などの道徳的な判断ができない。
- 大きくなっても母と離れる時ことを異常に嫌がる(小学校までの子は普通です。)
- 友達が作りにくい
- 笑顔が少ない。無表情。
- 知らない人に対して、抱きついたり、慰めを求める
- 間違いが認められない
- 落ち着きがない。乱暴。
- ストーカー、DV
- 児童虐待(大人になってから)
- 自分より弱者に対して(社会的に)支配的な行動をとる
原因
幼少期に愛着の形成ができなかったことが原因です。
愛着の形成するまでの段階について解説します。
ここでは、親という言葉をよく使いますが、親でなくても養育者、保護者という意味で
捉えていただいて大丈夫です。
愛着は、次の3ステップで形成されます。
それでは1つずつみていきます。
親がいると安心する(安全基地の形成)
カッコ書きで「安全基地」という言葉が出てきましたが、
安全基地とは、その子が「安全」と「安心」を感じられる場所のことです。
赤ちゃんの場合は、「母」がまさにそれにあたります。
「おばあちゃん子」なんて呼ばれる子の場合は、「おばあちゃん」が安全基地になります。
このステップでは、1人でもいいので安全基地を持っている状態です。
親から離れても、いることを知っている(探究基地の形成)
例えば母と一緒に公園に言った時に、
母がそばにいることを知っているので自分は自由に動ける
という状態が次のステップです。
この公園にいる時に、「お母さん見て〜」と言って母(安全基地)に話しかけている状態になれば
このステップはクリアしたと考えていいです。
そしてもっと大きくなると、心の中に母(安全基地)を思い浮かべるようになります。
すると次のような考えになります。
このようになると、子ども達は万引きに誘われても
「お母さん悲しむから、しない」
などの判断を下せるようになります。
親じゃなくても、安心できる人がいる(基地の拡大)
子ども達がより大きくなるにつれて、どんどん増えていくのがこのステップです。
例えば次のような人たちです。
こうなると親から離れた場所でも、安心して生活が送れるようになります。
愛着障害の対策
原因を読んで頂いた方は、もしかしたら想像つくかもしれませんが、
安心や安全を感じられる場所(安全基地)を作る必要があります。
安心、安全を感じられるようになる行動をあげます。
現在は愛着障害が増える環境になってきている
冒頭でも触れましたが、現在は愛着障害が増えやすい環境になってきています。
それは、スマホやタブレットが普及した今は親子のコミュニケーションが
少なくなってきています。
昔だったらやることがないし両親と話すことも多かったかもしれませんが、
スマホがあればずっとそっちに集中できるようになっています。(楽しいですしね。)
すると両親(養育者)が安全基地になれない場合あります。
スマホで便利になった一方で、親子の時間は意識的に増やさないといけないのかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか?
愛着障害と診断されることは少ないですが、隠れ愛着障害の方は結構たくさんいます。
自分のお子さんがまだ赤ちゃんだったり小さい子の場合は、
抱っこをたくさんしてあげましょう。
他には、絵本の読み聞かせなど、お母さんとの時間を作るのもいいと思います。
子どもが大きくなってなめられてしまったなら、子どもが初めての場所に連れていって
少し不安を感じさせつつ、両親の偉大さを感じてもらうといいと思います。
キャンプなどのレジャーはおすすめです。(キャンプで両親が本領発揮できることが前提ですが)
他には自分が子どもより優れているところを見せれる場所だといいかなと思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント