「寝る子は育つ」と言いますが、
それは『成長ホルモン』が寝ているときに分泌されるためです。
今回は、『成長ホルモン』について
どのような効果があるのかについてまとめます。
この記事を読んで頂くと
子どもだけでなく大人も睡眠が大切なことが
改めてわかっていただけると思います。
成長ホルモンの効果
睡眠時に分泌される成長ホルモンですが、
次のような効果があります。
骨や筋肉が形成される
この特徴が成長ホルモンが
成長ホルモンと名付けられたゆえんかと思います。
身長が伸びやすくなると思っていただければいいと思います。
身長を伸ばすためには、健康的な食生活も大切ですが、
睡眠も大切ということですね。
脳内の神経ネットワークが形成される
子どもの時期に睡眠時間が短いとそうでない子と比べると、
脳の記憶をつかさどる海馬(かいば)の体積が小さくなるという研究もあります。
記憶力そのものが高まる効果が期待されます。
新陳代謝が促進される(成人にも効果あり)
新陳代謝は、古い細胞から新しい細胞に入れ替わることです。
傷が治りやすくなります。
ほかにも新陳代謝がよくなると次のような効果があります。
脂肪が分解される(成人にも効果あり)
成長ホルモンには脂肪を分解する作用があります。
ダイエットをする方にはうれしい効果ですね。
いつ成長ホルモンが分泌される?
成長ホルモンは深いノンレム睡眠の時に分泌されます。
眠りについてすぐにノンレム睡眠になります。
眠りはすぐに深くなり、深いノンレム睡眠になります。(入眠後30分)
この時に成長ホルモンが分泌されます。
徐々に眠りが浅くなり、レム睡眠となります。
ここまででおおよそ90分(1時間30分)です。
あとは90分周期で同じリズムを繰り返します。
最後に
いかがだったでしょうか?
子ども達だけでなく、大人も成長ホルモンを分泌させることが
大切だと感じて頂ければ幸いです。
成人での適正な睡眠時間は6~8時間と言われています。
子どもの場合はそれ以上必要となりますので
適正な睡眠時間を確保して、
成長ホルモンの分泌を促しましょう。
子どもの睡眠時間については下記の記事でまとめています。
https://kotomoblog.com/characteristics_of_sleep_by_age/
この記事が何かの役に立てば幸いです。
【参考文献】
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