子どもを叱る前に抑えとくべき3つのポイント

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こんにちは。JUNです。

前回は、子どもを叱る時のポイントについて紹介しました。
今回は、叱る前に抑えるポイントについてご紹介します。

3つのポイントは次の通りです。

  • 怒っていないか?
  • しかったら改善できる内容か?
  • 大人の押し付けではないか?

このポイントは子どもの精神面に大きく影響します。
子どもの性格にも影響する可能性がありますので
しっかりとポイントを抑えて叱るようにしましょう。

目次

怒っていないか?

まずは、「怒ること」と「叱る(しかる)こと」の違いからです。
 

怒るとは、「腹を立てて、相手を注意すること。」

 それに対して
 

叱るとは、「相手の非に対して指摘、注意すること。」

違いは、「感情」です。
「腹を立てている」かそうでないかの違いです。

子どもは、「腹を立てない」で叱りましょう。

それでもイライラしてしまう時は、
一度深呼吸をして
自分が冷静になるように努めましょう。

しかったら改善できる内容か?

その子の能力にあっているのかを考えましょう。

【例】
赤ちゃんに「ちゃんと汚さずに綺麗にたべなさい」
といっている人を見たらどう思いますか?

私は、「それは難しいんじゃないかな?」
と思ってしまいます。
おそらく誰も言わないはず。

だって、綺麗に食べる能力がないから。

意外とこれと同じようなことをしている場合があります。

【例】
普段静かにする時間がない子に対して
電車や病院だから静かにしなさい。

と叱りつけても

生まれて初めて静かにするのに
急に本番なんて、しかも失敗したら叱られる。。。

自分が同じことされたらキツイですよね。
(練習したこともないことを本番でやらされ、失敗したら叱られる)

冷静になればわかるのですが、実際にその場面になるとできないものです。

子どもの能力を冷静に見極めてから、叱るようにしましょう。

大人の押し付けではないか?

上の例でも少し触れましたが
「静かにしないといけない」場面や「汚してはいけない」場面
社会のルールとして従わなくてはならない場合もあります。

ただ、自分(親)が面倒なだけな場合もあります。

例えば、家や車が汚れるから洋服や靴を汚さないで
というもの。

子どもは自制心より好奇心が勝ってしまう生き物
例えば
水たまりがあれば、水たまりに入る。
するなと言われれば、せずにはいられない。

好奇心自体は尊重したい気持ちの一つです。
ここは叱らずにグッと堪えて、
事前にルールを作ってください。

その方がお互いのためだと思います。

例えば
【水たまり】
「長靴履いたら水溜りに入っていいよ。
今は靴だからおうちに帰って長靴はこう。」

【壁にお絵描き】
「大きな紙を買ってきて
ここなら描いていいよ。でも壁はやめてね。」

私も最近買いましたが、
今は壁に貼り付けるタイプのホワイトボードがあります。
これで壁一面がホワイトボードにすることができるので
「この壁ならいくらでも描いてもいいよ」
と言えます。

最後に

いかがだったでしょうか。
今回は
「子どもを叱る前に抑えとくべき3つのポイント」
についてご紹介しました。

私の接している親御さんの中にも
子どもに対していつも怒っている親御さんがいらっしゃいます。

そうするとやっぱり子どももすぐに怒ったり、意地悪をしたりする
傾向が強いように思います。

子どもはやっぱり子どもらしく元気に健やかに育ってもらいたいものです。

以上となります。

今回の記事が皆様の役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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