こんにちは。JUNです。
園で子ども達と一緒に植えたあさがおが
芽を出してきました。
全く出ていないタネもあるので正直ドキドキしています。
(小さい子が掘り返しちゃったかな???)
それでは本題です。
今回はモンテッソーリ教育についてのご紹介です。
モンテッソーリ教育について
「全く知らない人」
「名前は聞いたことあるけど。。」
という方に向けての記事になります。
最後の方に、家庭でも取り入れられるモンテッソーリ教育についても
ご紹介します。
ぜひ読んでいただければと思います。
モンテッソーリとは
「モンテッソーリ」とは、昔のイタリア人の女医さんの名前です。
「マリア・モンテッソーリ」という方です。
この方が「モンテッソーリ教育」の生みの親です。
彼女は当初「障がい児」の支援を行った時に
この「モンテッソーリ教育」を開発し、
彼らのIQが高まっていることを証明しました。
そして「障がい児」だけでなく
「健常児」にも有効であるとし、
ローマの貧困層むけに保育施設として
「子どもの家」を設立しました。
現在でも「モンテッソーリ教育 子どもの家」と検索していただくと
お近くの「子どもの家」がヒットするかと思います。
これらの「子どもの家」は、モンテッソーリ教育を取り入れている
乳幼児の施設になります。
モンテッソーリ教育を受けた有名人
モンテッソーリ教育を受けた有名人はそうそうたるメンバーです。
特にGAFAM(世界の5大IT企業)のうちの4企業(Apple以外)の創業者は、
モンテッソーリ教育を受けていたのです。
新しいもの好きの私としては、衝撃です。
ITにうとい方もスマホを持っていればお世話になっているはずです。
youtube(ユーチューブ),Android(アンドロイド),instagram(インスタグラム),,,,,
GAFAMの話は置いといて、
すごい方々がモンテッソーリ教育を受けていたことがお分かりかと思います。
当然ですが、我が子を「こどもの家」に入れたからといって
彼らのような功績を残せるとは限りません。
(私が受けていてもこうは絶対ならないかな?笑)
モンテッソーリ教育とはどんなもの
基本的な考え方
We teachers can only help the work going on, as servants wait upon a master.
「私たち教師ができることは、子ども達が仕事をしていることを見守るだけです、
ちょうど召使いが主人を待つように」
急に英語が出てきてびっくりされると思いますが、
マリア・モンテッソーリの言葉です。
モンテッソーリ教育では、
大人が主導になって仕事(遊び)を提供するのではなく、
子どもが自分で仕事(遊び)を選び、実行します。
(モンテッソーリ教育の場合は、「遊び」のことを「仕事」と呼びます。)
大人はあくまで環境の一部に過ぎず、サポート役に徹します。
子どもが仕事(遊び)を自由に選ぶためには、
環境を整える必要があります。
整えられた環境の中で、
子ども達は自分の興味のある仕事(遊び)を選び、
繰り返すことで成長します。
敏感期
モンテッソーリ教育では、「敏感期」という言葉が度々出てきます。
この「敏感期」とは、
子どもが何か特定のことに興味を示し、
繰り返し同じことを行う時期のことです。
例えば、次のような時です。
ティッシュを出すのがブームな赤ちゃんは、
まさに「敏感期」で『物をつかんで引っ張る』ことを学んでいると捉えます。
このような敏感期は、6歳までにおこるとされていて
特に3歳までに強く現れます。
今まで「いたずら」だと思っていたことが、
実は仕事中だったというわけです。
家庭で取り入れるモンテッソーリ教育
それでは、「こどもの家」に通うまでではないけど、
家で少し取り入れようかなと思う方向けに
家庭での取り入れ方についてご紹介します。
まず一番大切なのは「親の心」だと思っています。
次のことは、NGになりますのでご注意ください。
何事も子どものペースで行う必要があるため、
ごはんの準備、掃除、洗濯など何かと忙しいママ達には
ここが一番ハードルが高いと思います。
あくまで召使いのように子どもの補助をします。
そのためには子どもを観察することが大切になると思います。
環境
心の準備ができたとして、次は環境づくりです。
子ども達の環境づくりには次のものが必要です。
椅子、机
まずは遊ぶ(仕事)スペースが必要になります。
子どもが歩けるようになってきたら準備してあげると良いと思います。
ポイントは、
あまり、模様があったり、キャラクターがついていると
集中力がそがれます。
集中するという意味では、
机を壁につけてしまうこともおすすめです。
自習室や図書館の自習スペースのように
外部からの刺激が少なくなる工夫が良いと思います。
棚、玩具箱
モンテッソーリ教育では、
子ども達が自分で好きなおもちゃを選び、
好きなおもちゃで遊びます。
そこで自分で選べる工夫が必要になります。
棚におもちゃ(教具)を並べ、
子どもが見た時にどれを選ぶか決められるようにします。
ヘタクソですが下の図を参考にしてください。
また、おもちゃ(教具)は、遊ぶのに必要なものをトレーに乗せるなどして
それを持ってくればすぐに遊び(仕事)が開始できるようにします。
モンテッソーリ教具
モンテッソーリ教育は、手作りでできるものもたくさんあります。
また、面倒ならネットショッピングで購入することも可能です。
大切なのは
「その子にあったものかどうか?」
です。
具体的な教具は後日紹介します。
また、個人的にはモンテッソーリ教育の教具に拘らず
その子の能力を向上させるようなものであればいいのかと思います。
最近よく驚かされるのですが、100均の知育玩具はなかなかいいものが揃っています。
ぜひ活用して見てください。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は、モンテッソーリ教育についての概要を紹介しました。
興味のある方は、書籍から学ぶこともお勧めしますし、
「こどもの家」を見学させてもらってもいいかもしれません。
モンテッソーリ教育にあう、合わないなど賛否が別れたりすることもありますが、
学ぶべきことはたくさんあるかと思います。
(賛否が分かれるのは、モンテッソーリ教育に限ったことではありませんね。)
この記事が何かの役に立てば幸いです。
コメント