【子どもに八つ当たりしてしまう親へ】もう少し自分に優しくなってみましょう。

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こんにちは。JUNです。

誰しも生きていれば、いいこともあれば悪いこともあります。
特に悪いことがあったり、自分に余裕がない時に、子どもに八つ当たりしてしまうことはありませんか?
そしてあとで振り返ってみて、自分のしたことに対して自己嫌悪する。

こういった悪循環をなくす足掛かりになるものを今回は紹介します。

それは「セルフコンパッション」です。
「セルフコンパッション」は、直訳すると「自分への思いやり」となりますが、実際はそれだけではありません。

今回は「セルフコンパッション」のほんの一部を紹介し、自分に優しくなれる技術を学んで欲しいと思います。

目次

セルフコンパッション -自分への優しさとは-

セルフコンパッションは、次の3要素からなります。

  • 自分への優しさ
  • 共通の人間性
  • マインドフルネス

マインドフルネスは、ここ数年よく耳にするようになりましたね。
今回は、「自分への優しさ」について簡単に触れていくことにします。

何か失敗してしまった時に、自分をせめる傾向はありませんか?
他人に優しくできたとしても、自分に優しくできる人は少ないです。

偉そうに言っている私も自分を責めてしまう一人です。

例えばこの間車のタイヤパンクさせてしまった時には次のことを自分に言っていました。

「またパンクさせたの?運転、下手くそなんじゃないの?前回はタイヤ交換してお金かなりかかっちゃったけど、またかかるんじゃない?」

そして修理してくれたおじさんが私に言ってくれた言葉がこちらです。

「あー、釘を踏んじゃったね。これは運だから仕方ないよ。高速道路乗ってたんでしょ?事故にならなくてよかったよ。」

同じことが起こっているのに、「言葉がけ」だけでこうも違います。

私たちは、この修理のおじさんのような「言葉がけ」を自分にするように心がけるべきです。
それだけで自分に優しくなれます。

何か失敗をして、自分を責めてしまう状況になってしまったら次のことを心がけてください。

  • 自分を客観的に見る。
  • 自分に親友のように「言葉がけ」をする。

自分を客観的に見ると
「おっ、今は『怒り』の感情に支配されているね。」
だったり、
「悲しいんだね。」
と自分自身に距離を置くことができます。

セルフコンパッションの高め方

とはいえ、自分を客観的に見ることは、思いのほか難しいです。
特に何か失敗してしまった時には、負の感情で頭がいっぱいになってしまい客観的になんてみられる状況ではなくなってしまいます。
自分を客観的に見る技術は、瞑想(めいそう)によって鍛えることができますので毎日、瞑想をすることをおすすめします。
瞑想については後日まとめるつもりですが、簡単なやり方だけお伝えします。

「瞑想の仕方」

  1. 座る、寝るどちらでもいいので、安定した姿勢をとる
  2. 目を瞑(つむ)る
  3. ゆっくり呼吸をする。
  4. 呼吸だけに意識を向ける

最初は短い時間でも結構です。
また、実際にやってみるとわかりますが、瞑想をしていると意識が呼吸以外のことに行ってしまいます。
(例えば、「頭かゆい」「今日何しなきゃいけないんだっけ?」「お腹減った」など)
呼吸以外に意識が向いていることに気付いたら、もう一度呼吸に意識をもっていってください。

これをすることで、「自分を客観的に見る技術」が上がると同時に注意力や集中力も身に付きます。
ぜひ続けてみてください。
(お子さんと一緒に瞑想をするのもいいかもしれません。)

甘やかすこととの違い

「セルフコンパッション」の「自分へのやさしさ」は、「自分を甘やかすこと」とは違います。

自分が失敗した時に、次のような違いがあります。

  • [セルフコンパッション]
    失敗した中のいい面悪い面も同じように受け入れる。
  • [甘やかす]
    失敗した中のいい面だけを見ようとする。

いい面も悪い面も受ける入れることは、「自己肯定感」にも通じるところがありますね。
自己肯定感については、下の記事でまとめたのでよかったら見てください。
【重要】自己肯定感とは?なぜ大切なの?
例えば、子どもに八つ当たりしていた時につぎのような「言葉がけ」をします。

「いろいろと忙しいから自分に余裕がなかったんだね。
人間完璧ではないから仕方ないこともあるよ。
感情的になっていることに気付いたら、一回深呼吸したら八つ当たりしないですんだかもね。」

甘やかしの場合は、自分が悪かったことには目を向けないので
最後の「深呼吸するアドバイス」がなくなってしまいます。

最後に

いかがだったでしょうか?
今回は、セルフコンパッションの一部をご紹介しました。

セルフコンパッションを高めると自分が幸せになります。すると子ども達にも優しくなれるはずです。

自分を客観的に見て、
自分を親友のように扱うことを心がけてみてください。

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この記事を書いた人

ブラジル人と結婚した2児(0歳、4歳)の父親(日本人)です。
以前は、健常児と障がい児のインクルーシブ教育を行っている施設で働いていました。
2023年に独立し、障がい児の支援を行っています。
子ども達は世界に羽ばたけるようになってもらいたいと思いつつ、自分も置いていかれないように語学を勉強中です。

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