この記事はこんな方におすすめ
- 子どもの落ち着きがなく、いつも困っている
- 子どもを何度も同じことで叱る
こんにちは。JUNです。
子どもが生まれてから穏やかだった生活が一変してしまう家庭も多いのではないでしょうか?
特に「やんちゃなお子さん」の場合は、困った行動に悩まされる毎日をおくることもあるかと思います。
今回はそんな方に「絵本の読み聞かせ」をおすすめします。
実は「絵本の読み聞かせ」によって、子どもの破壊的な行動が減ったという研究(※)があります。
何かと忙しい毎日だとは思いますが、簡単な絵本でも、何度も読んだ絵本でも効果がありますので、ぜひとも今日から始めてはいかがでしょうか?
この記事では次のことを紹介します。
- なぜ「絵本の読み聞かせ」で子どもの困った行動が減るのか?
- より効果的な「絵本の読み聞かせ」方法
- 絵本が苦手な子におすすめの絵本
この記事の途中でも紹介しますが、絵本の読み聞かせは非認知能力という将来の学力や収入にも大きく影響する能力を高めてくれる効果があります。
まずはできる範囲で続けてみてください。
なぜ「絵本の読み聞かせ」で子どもの困った行動が減るのか?
「絵本の読み聞かせ」で子どもの問題行動が減る1番の要因は、『親子関係』がよくなるためです。
よい『親子関係』ができている家庭では、子どもは「親の困ることはしたくない」というブレーキがかけられるようになります。
これが子どもの問題行動が減る要因です。
よい親子関係を作るためには?
それではよい『親子関係』についてもう少し考えていきます。
よい『親子関係』には、次の2つの条件があります。
特に2番目の
「子が愛されていることを感じている」
は簡単なようで難しいです。
(特にハグやキスをしない日本では)
子どもに愛していることを伝えるために、
次のことを心がけてみて下さい。
- 言葉で伝える
- スキンシップをとる
- 抱っこ、ハグをたくさんする
- 子どもと2人きりの時間を過ごす
「絵本の読み聞かせ」は、子どもとの時間を過ごすことになります。
定期的に続けると効果が現れます。
より効果的な「絵本の読み聞かせ」方法
ここでは、子どもの問題行動が減る「絵本の読み聞かせ」方法を紹介します。
次のポイントに気をつけてみてください。
- 子どもと同じ方向を見る
- 子どもと触れ合ったり密着している
- この時間は叱らない(最後まで読めなくてもOK)
子どもと同じ方向を見る
子どもが小さいうちは、ひざの上に子どもを座らせ一緒に本を見ながら読む方法がおすすめです。
他には一緒にソファーなどに座って読むのもいいですね。
人は同じ方向を見ると仲間意識が生まれやすいです。
逆に向かいあうと敵対関係を生みやすく、どこか温かみに欠けてしまいます。
子どもと触れ合ったり密着している
先ほども紹介しましたが、人は肌が触れ合ったりすると「愛されてる」と感じやすくなります。
絵本の時間は、出来るだけ密着していると親子関係が良くなります。
この時間は叱らない(最後まで読めなくてもOK)
絵本にはいろいろな効果がありますが、
今回の目的はあくまでこちらです。
『親子関係を良くする
→ 子どもの問題行動を減らす』
ということで、
最後まで読むことよりも、
親子で温かい時間を過ごすこと
の方が大切です。
穏やかな時間を過ごすよう意識しましょう。
絵本が苦手な子におすすめの絵本
保育士として子どもに絵本の読み聞かせをしていると、絵本が苦手ですぐに他のことに注意が行ってしまう子を良く目にします。
ここではそんな子でも、比較的読みやすい絵本を紹介します。
まだ言葉の出ない子におすすめ
こちらは言葉の出ない子には定番の絵本です。
「だるまさんが〜」 → 「〇〇!!」
の繰り返しで、子どもが思わず笑ってしまう内容になってます。
言葉の発達も促せます。
こちらも「だるまさんが」と同様に
「いないいない〜」 → 「ばぁ!!」
の繰り返しで、
子どもは「いないいない〜」 の間に、
「ばぁ!!」を待ち焦がれるように期待してくれます。
外遊びが好きな子におすすめ
こちらも定番の絵本です。
「てんとう虫ど~こだ?」のように
絵本の絵を使ってゲームをするのもいいかもしれません。
次の絵本はきれいな絵がいっぱい広がっていて
字を読まなくても楽しめる絵本です。
絵本ではないですが、かなりおすすめです。
図鑑は、「好奇心」が育ちます。
「好奇心」が育つと後に、勉強ができるようになります。
こちらの図鑑は私も息子に買った図鑑で、家の身の回りの生き物を紹介してくれます。
もちろん、これじゃなくても興味のありそうな図鑑を探してみてください。
さいごに
絵本の読み聞かせを続けると子どもの問題行動が減る
なぜ
-
親子関係がよくなるから
-
絵本じゃなくても次の2つでもOK
- スキンシップ
- 親子2人の時間
読み聞かせの方法
- 子どもと同じ方向を見る
- 子どもと触れ合ったり密着している
- この時間は叱らない(最後まで読めなくてもOK)
おだやかな、お互いに心地いい時間をお過ごせることを願っています。
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