こんにちはJUNです。
自分の子と他の子を比較することはありませんか?私はあります。「自分の子が順調に発達しているか」不安になるのだと思います。正直、この衝動を抑えるのは難しいと思います。この記事は、そんな他の子と比較してしまう方に向けて書きました。
他の子と比較してもいい
自分の子と同年代の子がいれば、どうしても比較したくなるものです。兄弟がいれば「上の子の小さい頃はどうだったろうか?」と比較したくなります。
子どもを比較することは必ずしも悪いことではないとではないと思います。なぜなら自分の子を客観的に見れるチャンスだからです。
自分の子を客観的に見れる
自分の子を客観的に見れると次のいいことがあります。
- 子どもの苦手や得意がわかる
- これからの子育てで対策をうてる
私自身は今、2才5ヶ月になる息子がいますが、保育園のお友達や同年代のお友達と遊ぶと「うちの子は、言葉はまぁまぁ平均か早いくらいかな」だったり、「運動はできないんだなぁ」と心の中で思っています。こうなると次のように対策がうてます。
- 得意なこと:そのまま見守る
- 苦手なこと:何か対策を!!(息子の場合は外遊びを増やす)
こうやってこれからの対策がうてるなら、他の子と比較することも悪いことばかりではないように思います。
自分の子どもに言っちゃダメ
自分の子に比較したことを伝えることはいいことがないので言わないようにしましょう。たとえ、いいことだったとしてもです。
悪いこと(自分の子が劣っていること)を伝えることが、よくないことは想像つくかと思います。自尊心や自己肯定感が低くなってしまい、自分の人生に投げやりになってしまうことに繋がります。
いいこと(自分の子が優れていること)を伝えることがなぜよくないかというと次の通りです。
- 親が他の子と比較していることに気づく
- 子ども自身に比較癖がつく
- 結果ばかりを求めるようになる
一番怖いのは最後の「結果ばかりを求めるようになる」です。結果にばかり注目するようになると、過程(努力や作戦など)をおろそかにするようになります。
https://kotomoblog.com/howtogrowgrit/
他人の子がよく見える
「隣の芝生は青い」と言いますが、なんでも他人のものはよく見えるものです。他の子と比較している時は、自分の子を過小評価しがちなことを思い出して、冷静に評価をしてみてください。
比較しているのは他の子の得意分野
もう一つは、今評価しているのは、他の子の得意分野ということです。
運動会でリレーのアンカーに選ばれた足の速い〇〇君は、勉強はできないかもしれないし、食べ方が汚いかもしれないし、家ではわがまま放題かもしれないです。私たちは、勝手に他のこともできると思い込みがちなことを忘れないでください。
自分の子はいろんなことを知っている分、足は速いけど勉強はできないなどと苦手なこともすぐに思いつくので、不公平な比較なってしまいかわいそうですね。
成長には個人差がある
当然ですが子どもの成長には個人差があります。子どもの頃を思い出せば、成長期が小学校高学年にくる子もいれば、高校になって急に背が高くなる子もいることを知っているかと思います。「早熟型」「晩熟型」などと呼ばれ研究も進められているようです。[1]
成長期はその差が顕著に現れますが、そうでない時も子どもの成長には個人差があることを忘れないでください。
本人と比較も忘れないで
これが私が最も言いたいことかもしれません。以前Twitterでもつぶやきました。
子どもを周りの子と比較するより
子どもの過去と比較する方が
「何ができるようになった」
「こんなことに興味を持つようになった」とか
いいところが見えるようになりますよ。子どもの成長で悩んでいる人に
届きますように😌— JUN | 子育てとDIY (@kotomoblog) March 21, 2022
子どもを周りの人と比較することも決して悪いことではありませんが、自分の子の過去と今を比較することも忘れないで下さい。
きっといろんな発見があって子どもの成長や変化を感じられますよ。時には後退もみられるかもしれませんが。。。その時はまた対策をうてばいいと思います。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 他人の子と比較することのメリット
- 自分の子を客観的にみられる
- 他人の子と比較するときの心構え
- 自分の子どもに比較したことは言わない
- 他人の子はよく見える
- 子どもの成長には個人差がある
- 自分の子の過去と現在を比較するメリット
- 子どもの成長を感じられる
- 後退しているところ見つけて対策がうてる
ぜひ他の子と比較する時に思い出してみてください。
参考文献
山本 ちか(2012) 思春期のタイミングと早熟・晩熟の影響
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